
天然理心流は古武道としては新しいものですが、幕末から明治にかけての混乱などから現在いくつかの系統があるようです。天然理心流剣究会は近藤道場撥雲館の流れを継承しており、これは新選組として京都で名を馳せた近藤勇の試衛館の系統ですので、近藤勇らが稽古をしていた当時の天然理心流の形を復元しようと努力しています。当然、直接の先生である加藤伊助先生から指導された形も継承しつつ、他の系統の形とは一線を画し純粋に近藤系の天然理心流を追求していきたいと考えています。
加えて、天然理心流に限らずどの流派にもこだわらない剣術の極々基本、刀の抜き差しや扱い方、素振りや体捌きなど、武道経験のない方への稽古を通し、武道の裾野を広げたいと考えています。
流派にこだわらず剣術、武術の基礎を身につけたいという方には、今までの道場での厳しい稽古とはちょっと違った指導をしていきたいと思っています。天然理心流にこだわらず、昔の侍の所作を含め、どうしたら刀は斬れるのか、どうすれば斬れないのかなど剣術の基礎のような事を身につけてもらい、さらには本来人間が持っていた五感を鍛え、体幹、重心を意識した身体感覚、操作法を身に付ける場に出来たらと考えています。