
当道場では、流祖水早長左衛門信正から尾張藩の長岡家に伝承された居合術の制剛流抜刀術を習得します。形は座り技と立ち技があり、他の居合流派に比べ、立ち技が豊富にあるのが特徴です。居合の他に、新陰流剣術および新陰流仕込杖も合わせて稽古しています。
当会では、剣道の段位制度に類似した、伝位制度があります。伝位とは術技の習熟度を示すもので、新陰流剣術では8段階あります。最高位の伝位は皆伝で、高位の目録で上級者の仲間に入ります。皆伝や目録などの名称は、時代劇などでよく耳にすると思いますが、江戸時代の各流派では一般的に使われていました。更に上級者になると伝位の他に称号が授与されます。称号とは剣道における範士、教士、錬士のようなもので、指導力の尺度をあらわし、5段階あります。伝位や称号は演武会とは別の意味で修錬の動機付けになり、会員一同更に上の位を目指し稽古に励んでいます。