
誠武無染舎は戦国の槍術の生き残り・佐分利流、精神力で切りこむ剣法・信抜流を広島県、岡山県で伝える古武道の道場です。
明治以降、槍は無用の長物として顧みられなくなりほとんどの槍術流派は断絶しました。槍術専門流儀として現存するのは宝蔵院流高田派、佐分利流、尾張貫流、風伝流の四流派ですが、そのうち佐分利流は戦国の実戦の中で成立し試合形式の地稽古をしながら甲冑、真槍を用いた技を現在も練磨しています。
生きるか死ぬかの境で雌雄を決する武術では精神的な要素が極めて重要です。信抜流は「剣に剣なし」と言って精神そのものを剣として決死の覚悟で敵に向かうことを教えます。また切る時には裂帛の気合とともに総て袈裟に切り、素朴ながら他流に見られない実戦的な特徴を備えています。