
兵法二天一流玄信会では、型(勢法)を通じた技の鍛練と合わせて、「武道の理論」の学習を行うという特色があります。主に『南郷継正武道哲学著作・講義全集』の八巻から南郷継正先生の提唱する武道の理論を学習しています。
『南郷継正武道哲学著作・講義全集 第八巻』(南郷継正著)、『定本 五輪書』(宮本武蔵、魚住孝至著)、『新編・真訳 五輪書―兵法二天一流真諦―』(宮田和宏著)の3冊が、当派におけるいわば「教科書」です。
技の鍛練と合わせてこれらの書籍を使った学習会を行い、それを二天一流の鍛練に活かしています。
兵法二天一流玄信会は、1992年に二天一流第11代継承者である宮田和宏師範が、福岡県太宰府市にて開いたものです。
宮田師範はこれまでの二天一流の稽古の内容に、武道理論家の南郷継正氏の理論を取り入れて、「技を創る」過程を重視する側面からより充実した稽古内容を作り上げました。
稽古の内容は従来の「見取り稽古主体」のものから「実地稽古主体」のものへ、また稽古だけでなく武道理論の学習会を取り入れて、よりよい稽古の体系に発展させられました。
現在でも福岡県太宰府市、太宰府中学校の武道場にて定期的に稽古が行われています。